天気 :晴れ
メンバー:ひとり
行程 :清水(西谷後バス停)6:10→ニセ巻機山12:50→巻機山13:40→清水(西谷後バス停)16:20
大変お待たせしました!今季一発目の山ボード記録になります。
実は1月に安曇村の十石山に山ボードに出かけたものの、靴擦れ、体調不良、悪天候、深い新雪に大苦戦...、試練が重なって速攻敗退を喫していた。
加えて今シーズンは仕事や所用で忙しくまた空きの休日に悪天候が重なったりで全然山に行けない日々が続き今回久々の山岳滑走活動と相成った。
さて、久々となったスノボは、自身の体力不足+デブ化が予想以上に深刻で登り始めて早々に体が悲鳴を上げおまけに今回も靴擦れも速攻で発症し、
たかが巻機山であるが登りは予想以上に体力/メンタルとの戦いとなった。
一方下りは春山ならではのザラメ雪滑走では心を癒され、終わってみれば山をやってて本当に良かったと実感できる活動となった。
朝6時過ぎに清水(駐車帯)をスタート、今年は残念過ぎる寡雪でいつものルートが使えず林道に沿って進んでいった。
途中先行していた団体につられ誤ったルートを進んでしまい、その結果藪漕ぎをする羽目となってしまった。
おまけに早速靴擦れを発症させてしまう。ケアでもかなりの時間を取られ、大分時間がおしてしまった。。。
井戸尾根はシートラで登ったが、悲しいかな、自身の体力ダウンは重傷だったようでガチでしんどい登りとなった。。。
井戸尾根上部からシールが使えるようになり再びシール歩行に切り替えた。
しかしシール歩行がどうにもこうにもしんどい。
シール歩行が下手なのかそれとも単なる体力不足が原因なのか、ふくらはぎとふとももに疲労を感じてこの辺りから一気にペースダウンしてしまった。。。
30分毎に休憩を挟みようやく、ニセ巻機手前の大斜面が見えるところにやってきた。
ここからニセ巻機まで標高差約300mの急登が頑張りどころである。
ニセ巻機の斜面は残雪期であれば向かって右の斜面をトラバース気味にシール歩行で登り上げるのがセオリーである。
しかし今日の自分はシール歩行の筋肉がほぼほぼ売り切れてしまったのでシートラでの直登を選択した。
めっちゃしんどかったが、ここまできたらもはや気合いでなんとかするしかない。
シートラは超絶しんどかったが幸いその間シール歩行に使う脚の筋肉がすこし回復したので最後はシール歩行で山頂に登りあげた。
午後1時前、ようやくニセ巻機山頂に到着、山ボードでの登頂も久々である。
しかし目指すゴールは目の前巻機山頂である。
ニセ巻機までで妥協する手もあったが正直巻機山頂に至って100%完全燃焼したい...!
ただスノボを担ぐと時間的に危うくなることが必至なので荷物をニセ巻機にデポして空身で山頂往復することにした。
空身でも結構しんどかったが頑張って40分ほどで巻機山頂に至ることができた。
巻機山頂からニセ巻機山頂を望む。
今日の巻機山は寡雪気味ながらこの日は多くの山スキーヤーがスキーを楽しんでいた。
ニセ巻機山にもどってから小休止した後、ようやくお楽しみのスノボタイムである!
一気に滑り降りたら一瞬で終わってしまうので、少しケチっぽいがゆっくり斜面を大きくターンするように滑りを楽しんだ。
登山をやっているからこそ出会えるザラメの大斜面である。春山はやっぱし山ボードに限る!
井戸尾根から下部は寡雪で部分的な雪切れもあったものの、ほぼほぼ滑ってゴールすることができた。
久々の山ボードは本当にしんどかったが、総じて十分心満ち足りる山行となった!
一方日々の山トレの重要さをひしひしと実感した。
仕事や用事で最近ドタバタな週末だが、セルフマネジメントの一環として計画的な毎週の山トレを敢行していきたい!